我が町、高宮町のど真ん中にある「中山道高宮宿」の立て看板が、長年の風雨で傷んで、文字が見えずらい状態となったため、改修のご依頼を請けました。
無垢の厚板に文字を彫り込み、黒色で塗装を施してありました。
板の下部は痛みが激しく、ひび割れ、苔むしている状況。
まず、彫り込んである文字の黒色の塗装を剥がすため、ペイント薄め液でふやかし、ワイヤーブラシとエアーガンを使い、ゴシゴシ・・・ C= (-。-
) フゥー


文字の塗装が剥がれたところで、全体をサンドペーパーで、苔や汚れた表層を研磨。
文字を除く全体を茶色の撥水防腐塗料で塗装。


彫り込みの文字部を白色で塗装・・・ これは骨が折れました。

白ペンキが跳ねないように細心の注意を払いつつ、傷んで境目がハッキリしない彫り込みの溝に沿って白ペンキを塗ると言うより置いていく感じ。
多賀大社 第一の鳥居の横にあります。

