自作工具(治具)の製作-6

鉋収納台を作りました。
持ち合わせの鉋を 荒削り用・中仕上げ用・仕上げ用の3種に分類し、鉋台を調整することにしました。(右側の3つ) 左端には、鉋の台直しセット(立鉋・立鉋用定規・下端定規・スクレーパー)を収納しました。

 

最初に仕上げ鉋の調整から。
この鉋は、ヤフオクで17,000円で落札した、説明が「40年以上昔の新品鉋」です。
鉋台(木の部分)は、明らかに最近の物で、下端の調整は全くしてありませんでしたので、そのままでは、使い物にならない状態でした。 鉋刃と裏金も錆一つ無く、古い物には見えず・・・
怪しさいっぱいの代物・・・ やられたかも (´ヘ`ι)ゞ

 

とりあえず、安価な台直しセットを購入したので、これでチャレンジです。
鉋台の下面を下端(したば)と言い、ここを立鉋やスクレーパーで削って、荒・中・仕上げの3種類を調整します。

 

下端の削り調整は、下図の a, b の厚みの違いで行います。

 

 

削り具合を確認するのに、LEDライトの透過光を利用しました。

 

 

正確な削り寸法は、紙が何枚入るかで確認しました。

 

 

 

蛍光灯の透過光で確認すると、こんな感じ。

 

流石は安物の立鉋ですね。切れ味の悪くなるのが早い! 
仕上げ鉋の刃を研ぐ前に、鉋台を直す立鉋を研ぐはめに・・・(-_-;)lll

 

下端の調整が終わったので、今度は鉋刃の研ぎです。

 

鉋刃と裏金

 

研いでから使えと書いてはいましたが、最初から欠けてるし~ 

 

欠けてる刃を研いで消すのは・・・

 

時間の無駄と分かり・・・

 

一旦、刃を立てて、欠けてる部分まで削り落としました。

 

心新たに削り直し。

 

やっとのことで、研いだと思いきや・・・
角度を変えて覗き込みと、小さな欠けを発見。 振り出しに戻ります・・・(>Д<)ゝ

 

5000番の砥石

 

8000番の砥石

 

年のせいか、指先では切れ味が分からないので、体毛を剃って・・・ (-。-;)

 

裏金にも問題が・・・ 二段研ぎが施されていない

 

 

裏金の先端に二段研ぎを付けたところ

 

裏金の鉋刃接触面に凹凸があり、密着しない状態

 

研ぎ直して解消

 

鉋刃の調整は完了しました。 でも今回初めての鉋刃研ぎでしたので、無駄に研ぎ過ぎたため、刃の裏が裏切れ間近に。(-。-;)  鉋刃の研ぎは、鋼部分を研ぐコツを掴まないと、刃が減る一方であることが分かりました。

 

取り付けて、試し削り・・・ 刃口がふん詰まりです~ ┓(´ヘ`;)┏

 

今度は、鉋台刃口の調整です。

 

刃口を少し大きくしました。

 

 

削りカスの厚みが、仕上げ鉋のレベルじゃない!

 

裏金も鉋刃にギリギリまで寄せているのですが・・・

 

削り面も荒いし・・・

 

刃先に木屑・・・ 研ぎ直しますか~ (;。;)

 

研ぎ直し後、半分の厚みになりました。

 

削り面も良くなりましたが・・・

 

中仕上げに当てていた、替え刃式鉋で削ると・・・
こっちの方が、更に薄くきれいに削れてる! (°◇°;)
名人になると、更に薄く0.01ミリ(10ミクロン)以下だそうです。

 

 

仕上げ鉋を替え刃式鉋に入れ替え。私が調整した鉋は、中仕上げ鉋に格下げ! (TnT)
原因は後日と言うか、ぼちぼち探しますわ~ ・・・裏金の二段研ぎが厚すぎたかも。
それにしても、鉋は奥が深い。 まだまだ、勉強が必要ですな。(´ヘ`ι)ゞ
今回オークションで落札した鉋は、酷い無調整の鉋でしたが、良い勉強になりました。

 

こんな感じで、刃物工具をまとめ整理しました。


2018年10月08日