刃物研ぎ用グラインダー 刃研ぎ位置調整機構の追加
この台では、グラインダー砥石の径も小さく、厚みも薄いので、手だけで、ムラなく研ぐのは至難の業です。
そこで、高さの微調整が行えるリフト機構を追加することにしました。
家具の地震対策用突っ張り器(ふんばりくんZ)を昇降用ジャッキに転用
片側を分解
ベース板外し、留めボルトを長いものに交換
ぶれずに上下にスライドさせるためのレールをC形鋼を使用し、内側にピッタリの木片をセット
C形鋼をグラインダーのベース板に固定
木片をセット
天板を取付け
スライドさせる木片にL型金具を取付け、昇降用ジャッキ(ふんばりくんZ)に接続
昇降用ジャッキが、グラインダーのベース台と分離している状態では安定しないので、全部を乗せるベースをさらに追加しました。
ぶれずに横方向の移動が出来るためのスライド機構を天板に取り付けました。
表面には、滑り止めを張りつけています。
ベニヤ板をアルミバーで挟んでスライドさせるようにしています。
刃物研ぎグラインダーに、上下の微調整と左右の動きを安定させる機構を付けることが出来ましたので、刃こぼれの荒研ぎや、急ぎの研ぎ直しに活躍してくれることでしょう!
なお、ノミやカンナの仕上げ研ぎは、砥石で手研ぎに限ります!